2023年になりました!
元旦といえば、相棒のスペシャル!
相棒シーズン21も元旦スペシャルもちろんあります。
第11話 「大金塊」 です。
本記事では放送後にあらすじをまとめていきます。
相棒21の2023年元旦スペシャルのネタバレ
・民間の探偵団が話題になっています。右京も興味を持ち、美和子も取材に行きます。その探偵団は『熟年探偵団』です。
・政治家の袴田茂昭の元に「地獄の軽業師」を名乗る人物から手紙が届きます。その内容を見て、息子であり秘書の袴田茂斗は熟年探偵団に依頼をします。
・袴田茂斗とすれ違いに、興味を持った右京と亀山も熟年探偵団の事務所を訪れます。熟年探偵団の面々は、小学校時代からの友人で、社会人として税金も納めたし、好きなことをしているといいます。そして、「先生役」である女子大生の大文字寧々とも会います。
・熟年探偵団から袴田茂昭の話を聞いた右京は、亀山のいなかった1年前の因縁について話します。秘書が関係者を殺害し、袴田茂昭は殺人教唆の罪に問われるべきであったが、逮捕に踏み切れなかった…証拠のテープが消失してしまったためだといいます。そして、袴田茂昭は逮捕も起訴も免れたのです。
・袴田茂斗から依頼を受けた熟年探偵団と寧々は袴田家へ向かいます。後をつけた右京と亀山も、どさくさに紛れ屋敷の中へ入ります。しかし、右京の姿を見た袴田茂昭は怒り、帰れと言い放ちます。刑事ということを知り、熟年探偵団も寧々も驚きます。そして、寧々はミステリー研究会でレジェンド的な扱いになっている小説「亡霊達の咆哮」の作者の杉下右京であることを知り驚きます。(右京の中学時代の作品)
・袴田茂昭は脅迫されていることを警察には言いたくない様子です。右京と亀山は余計な詮索をしないのであればいてよいと言われます。地獄の軽業師からの予告状には『来たる12月16日袴田邸に眠りし金塊をちょうだいす』と書かれていました。
・熟年探偵団と右京達は金塊のありかを尋ねると、茂斗が案内してくれます。右京は皆とはぐれ、屋敷の中を散策します。家政婦に金塊のことを知っていたか、と尋ねると、知っていると答えます。屋敷にいる人は知っている人も多く、公然の秘密となっていたようです。
・熟年探偵団と亀山は茂斗に畳の下にある金塊を見せてもらいます。迷った程であとから来た亀山に見せてくれませんでした。
・金塊ラージサイズのものが20本もあり、250キロの重さ…簡単には運べないものであるといいます。右京たちは「犯人は何のために予告状を送ったか」について議論します。予告状を送るのは小説の世界でなければ、非合理的なことです。熟年探偵団は「ロマンだ!」と言いますが、寧々は「知能犯は非暴力的なイメージがあるから、油断させて強盗をするつもりではないのか」と推理します。しかし、右京は「犯人は強盗する可能性はない」と断言します。
・袴田の妻の虹子が右京たちに茶を出し、もてなします。「金塊は袴田にとってかけがえのないものです。どうか守ってください」と話し、右京に向かって「あなたの本当の興味が一年前の事件にあることはわかっています。袴田は無実です。自己満で追い詰めないでください」と土下座をします。
・金の高騰で現在では金塊には1本1億円、20本で20億円の価値があります。右京は虹子が金塊について「袴田にとってかけがえのないもの」といったことが引っかかっていました。財産的な意味で言う言葉としては不自然です。
・予告日。以前屋敷にいた人々からの書き込みでは、金塊のことは知っているが、どこにあるか場所を知らない人が多いことに気づきます。そこから、予告状を送ったのは、場所を知るためではないかという推論をします。予告状を出して、警備が手厚くなったところに金塊があると知るためではないかということです。
・予告時間の12時。犯人は仮面をつけて、塀を登り、屋根を駆け抜けます。庭で犬に吠えられるもの、用意していたであろう餌で引きつけます。そして、鍵を開け部屋へ侵入します。出会した虹子が悲鳴をあげ、皆が金塊の部屋の前の廊下に集まり、犯人を取り囲みます。犯人は「約束通り金塊はいただいたっ!」と大声で叫び、皆動揺しますが、右京は下手に動くと場所を知られるため冷静になるよう呼びかけます。そして、犯人は確保されます。しかし、犯人と思われた人物は、真犯人に袴田茂昭を偽られて依頼され余興をした役者でした。
・茂昭が1人で金塊を見にいくと…メッキの偽物だと気づきます。茂昭が確実に本物だとわかって最後の時は3年前。金塊はとっくにすり替えられていたことがわかりました。
・金塊はいっぺんに盗まれたのではなく、少しづつ3年の間に盗まれたと推理されます。「茂昭が滅多に金塊を見ないことを知っている」「家に入れた」人物…寧々は元秘書の結城を怪しみますが、偽物とすり替えた理由が見つからず頭を抱えます。
・右京は、一年前にデータが消失したのは警察庁の仕業だと突き止めます。それは『頼まれもしないのに消去したもの』でした。袴田茂昭に恩を着せ、支配下に置くための策略でした。
・特命係の元へは甲斐がやってきます。22年前の列島改造プロジェクトで袴田は賄賂を受け取っていました。同時にここから、袴田の力が強くなります。22年前であれば、賄賂に五億円ほどもらい、それを金に替え、現在では価値が上がったことがわかりました。
・袴田家に警察の捜査が入ります。そこに右京と亀山も混ざって入っていきます。そして、右京は本棚にある江戸川乱歩の本と初代と2台目のブロンズ像を見て犯人に気付きます。
・右京は茂昭にブロンズ像を見せます。「光り輝いていても中身が伴わないと意味がない」そんな意味が込められて、茂斗によって作られたブロンズ像。豪腕だった初代のブロンズ像は軽く、清廉であった2台目のブロンズ像には純金が使われ重くなっています。元は茂昭も茂斗も力のある政治家でないが清廉だった2代目に憧れていたのです。
・犯人は茂斗でした。母親に禁じられていたけれど大好きな探偵小説になぞらえて。しかし、金塊をすり替えたことに気づかなければ、暗示(光り輝いていても中身が伴わないと意味がない)も気づかれません。そのため、あえて盗難事件を起こしたのです。盗難事件(予告状や余興の強盗が現れる)は盗むためでなく、金塊が偽物であると気づかせるためでした。
・右京は茂昭に対し「今のあなたは本物の金塊がなくなってせいせいしている。出世のために手にした金塊を見るのがおぞましくてみるのも嫌だったのです」と指摘。しかし、虹子にとっては出世が叶いお守りのようなもので、茂昭は手放すことができなかったのです。茂昭は右京に指摘を受け「人の心に土足で踏み込むな」と怒り、「議員を引退する」と言います。右京は「首を洗って持っていろ」と強い言葉で警告します。
・しばらくして、亀山が非正規職員から正式に警察官に戻れることになります。なんと、袴田茂昭が裏で手を回したからです。右京は恩を着せているのか?と問いますが、袴田はみくびるなと返します。亀山が息子の茂斗に、父親の意思を継いで良い政治家になるように声をかけたことがきっかけのようです。
・右京は青木経由で一年前に消失した音声データを手に入れます。そして、袴田茂昭は警察に任意同行されます。
感想
※放送後にまとめます~※
まとめ
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