2023年前期のNHK朝ドラマ「らんまん」
神木隆之介さん主演で、植物学者の槙野万太郎の物語が始まります!
この主人公・槙野万太郎には実在するモデルがいます。
それが植物学者の牧野富太郎博士です。
日本の植物学の父といわれ、多数の新種を発見し命名も行った近代植物分類学の権威である方です。
今回は、牧野富太郎博士について調査しました。
牧野富太郎のプロフィール・経歴
高知県高岡郡佐川町のご出身(らんまんの舞台でもありますね)で、
3歳で父を、5歳で母を、6歳で祖父を亡くし、祖母に育てられました。
商家(雑貨業)と酒造業を営む裕福な家に生まれた。幼少のころから植物に興味を持ち、独学で植物の知識を身につけていったということ!
寺子屋や佐川小学校へ通うも、小学校は2年で中退します。
創り酒屋の跡取りであったため、学問で身を立てることは全く考えていなかったことが理由だそう。
15歳から佐川小学校の「授業生」、すなわち臨時教員としておよそ2年間教鞭をとりました。
教師をしたり酒屋をしているときも植物の研究は続けていました。
22才の頃に東京大学理学部植物学教室への出入りを許され、植物分類学の研究に打ち込むようになります。
その後は研究に没頭し、研究者の地位を確立していきます。
槙野富太郎は何歳まで生きた?
昭和32(1957)で永眠しています。
94歳9か月の生涯だったそう・・・長生きですね!
牧野富太郎が発見・命名した植物は?
命名は2500種以上(新種1000、新変種1500)!
自らの新種発見も600種と言われています!
牧野富太郎の名言は・・?
槙野富太郎博士は、多くの植物を命名していく中で
「雑草という草は無い」という言葉を残しています。
すべての植物に対して愛情・情熱を注いだ方なのだな、と思います。
牧野富太郎はどんな人物?
槙野富太郎さんてどんな人物・人柄なのかな~と思い調べてみると・・・
・植物だけではなく鉱物にも興味をもち、音楽については自ら指揮をとり演奏会も開き、郷里の音楽教育の振興にも尽力した
・植物研究のため、造り酒屋であった実家の財産を使った。
・妻が始めた料亭の収益も研究につぎ込んだという。
・料亭の件や、当時の大学の権威を無視した出版などが元で大学を追われたこともあるが、富太郎の植物に対する情熱とその業績を高く評価する者も多く、78歳まで実に47年のあいだ、東大植物学教室になくてはならない講師として日本の植物学に貢献した。
・富太郎の金銭感覚の欠如や、周囲の人にたいする彼の振る舞いにまつわる逸話は多い。
・尾瀬で植物採集した際にあまりに植物を採ったため、尾瀬の保護運動の第一人者であった平野長蔵が研究するだけでなく保護を考えろと叱ったというエピソードがある。
一部を抜粋してみたのですが・・槙野富太郎博士は
何より・・研究に一途!植物へ一途!な方だったのだなぁと推察します。
実家や奥さんの財産も研究に・・ってすごいですね。
らんまんでもそのへんが描かれるのかな?
まとめ
らんまんの主人公槙野万太郎のモデルである槙野富太郎博士のまとめでした。
多くの功績を残された方でもありますが、研究に一途すぎる・・面もある方のようです。
らんまんではどう描かれるのか楽しみです。
らんまんについてはコチラも記事にしています。
【らんまん】1話~最新話(最終回)まで全話のネタバレあらすじと感想をまとめ!
【らんまん】万太郎の子役(キャスト)は誰?森優理斗と小林優仁を調査
【らんまん】綾と竹雄と佑一郎の子役(キャスト)は誰?経歴もまとめ
コメント