2022年の秋ドラマ「PICU小児集中治療室」
こちらでは、第一話の放送のネタバレと感想・評価をまとめています。
第一話のネタバレ
※※場面の転換時に☆をいれています※※
2019年、武四郎たち幼馴染は湖でカヌーやキャンプを楽しんでいました。
近くでは、ドラマの撮影をしていましたが、子役のサラちゃんが撮影中にぐったり倒れてしまいます。
休憩しますが、どんどん顔色が悪くなっていきます。
車で病院へ向かうことに、苦しんだ少女を乗せたその車は武四郎の目にとまります。
車内でサラの様態は急変します。
☆
妊婦の綿貫は夫と子供の名前を話している時に、
ニュースで子役の星野沙羅ちゃんがなくなったことを知ります。
☆
武四郎たちもキャンプ中にそのニュースを知ります。
武四郎はあの時の車内にいた子供だと気づきました。
☆
北海道の鮫島知事は北海道にPICUを作るために、奔走していました。そして、植野の病院へ行きます。
植野はアメリカで学び、日本にPICUを作ってきた先駆者です。
鮫島は北海道にどんな子供も24時間受け入れるPICUを作ってくれ、と頼みます。
☆
2022年、武四郎は小児科医になりました。
しかし、突如、異動に・・「栄転だよ！」と言われ、浮かれるが・・移動先はまだ出来立てのPICU。
裁判沙汰になっている救命救急医の綿貫とPICU看護師一人、と植野。そして、武四郎の4人しかまだいません。
☆
翌朝、PICUへ行くと星野沙羅ちゃんが亡くなった件について、ミーティングが始まりました。
植野はこのような子供をなくすためにPICUを作ると
日本一広大な自然を相手にするために、知事にドクタージェットを常駐させる提案をしたと言います。
☆
武四郎に幼馴染の悠太から電話がかかってきて、何かを打ち明けられそうだったが・・タイミング悪く、
母が部屋に入ってきたため、話は終わってしました。
☆
PICUに一本の電話がかかってきて、急性腹症の患者を受け入れることになりました。
周りがてきぱきと動く中、慌ててしまう武四郎。
手術室へ向かうところで、別の手術が入ってしまい、PICU搬送することになります。
綿貫は手術を主張しますが、「手術はできない」という意見があり、手術はしないことになります。
武四郎は子供に寄り添うが、吐血に動揺してしまいます。
様態は良くならず、血圧が下がり続け、ついには心肺蘇生をすることに。
武四郎は呆然としてその光景を見つめます。ついに、女の子は亡くなってしまいます。
手術を主張し、その意見が通らなかった綿貫はショックを受け、武四郎は自分の無力さに落ち込みます。
植野はすでに前を向いて、今回の事案についてミーティングを始めます。
ルートや手術の可能性などを皆が話し合う中、まだショックを抑えきれない武四郎は
「さっきまで生きていた人が死んでしまったのに、なんでもうそんな淡々と話せるのか・・」
と嗚咽をしながら泣きます。
「死んでしまったからです。正しい情報がわかるうちに、次のために、自分の血と肉にするために、話し、分析するのです。もう一度、聞きます。生存ルートはありましたか？」
難しかったと答えた武四郎に、植野は、
「一つだけあった。PICUを周知させること。ここにPICUがあることがわかれば、真っ先に電話してきて、待機時間は消失。そして、もしジェット機があれば最短45分で搬送できた。どうしたらよかったか反省して、考えて、考えて・・一緒に考えましょう」
といいます。そして、武四郎も前を向きます。
☆
「泣いてあの子が生き返るなら私も泣いてる」と武四郎に言い残して綿貫は帰りますが、植野に食事に誘われます。
しかし、食事は電車に乗って駅弁です。電車とバスを乗り継いで、キョウカちゃんが最初に診療された診療所へ向かうのでした。
診療所では高齢の医師が「申し訳なかった」と土下座しようとします。
「先生を責めるためにきたわけではなく、挨拶にきました。キョウカちゃんの様子を教えてください。これからの治療のために聞かせてください」
とお願いする植野。
そして、診療所の医師に話を聞きつつ、アドバイスもしました。
「PICUを作るのに3年かかってしまいました。ご自分だけを責めないでください」と植野。
帰り際には武四郎も「お体に気をつけて」と優しいい言葉をかけました。
☆
帰りの駅のベンチで、武四郎と植野は話します。
「診療所の山田先生を責めに来たのかと思った」という武四郎に対して
「先生が悪くないわけじゃないが、責めてもキョウカちゃんは生き返らない。こうしてPICUをしってもらうことも大切だ」と。
実は、武四郎は3年前に沙羅ちゃんの件で北海道知事に手紙を書いていました。怒りやもどかしさが溢れていたその手紙が知事を動かしました。
だから、植野は武四郎をPICUに呼んだと言います。
武四郎は沙羅ちゃんの件のときに初めて本当に医師になりたいと思ったのでした。
第一話の感想や評価は？
やっぱり子供が亡くなる話は辛いな、と思いました。
しかし、そのために、奮闘する大人たちの姿が素敵です。植野先生！！
植野先生の言葉がしみた！響く！という声が多く見られました。
子供の死や病気を扱うのでテーマは重いですが、継続して見る人が多そうだな、という印象です。
まとめ
PICU小児集中治療室についてはこちらでも記事にしています
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