PICU 小児集中治療室
母親の病気やPICUのこどもたち・・どうなっていくのでしょうか。
第9話ネタバレあらすじ
・武四郎と南は植野に紹介された東京の病院へ行きます。検査の結果は武四郎一人で聞いてきて、と南は言います。結果は、進行のペースが早く、痛みもましているといいます。武四郎は原口医師の手術症例から、治療方法を提案をしますが、癌の寛解は厳しいと言われます。治療すれば、別れまでの期間は延ばせる、よく相談して、と現実を突きつけられます。
・武四郎は母に「次の病院へ行こう。天下の東大病院。さっきの先生もいいんだけど、なんかね。」と言います。南に内緒でもう一つ病院を予約していたといいます。向かう途中のタクシーで南は「止めて」と言い・・、東京のバス旅行に行くことになります。
・バスの中で南は東京のガイドさんはすごいな、と言います。「母ちゃんもう少しバスガイド続けなよ、俺の子供も案内してよ。フラダンス続けて、札幌のマンションも買おう」と武四郎は言います。すると、南は「先生になんて言われたの?ホントは予約なんてとってないでしょ。顔見ればわかる」と言います。それに対して武四郎は事実を告げます。「そう・・。いいから旅行楽しもう」と南は言います。
・2人は東京観光を楽しみます。夜は高い宿へ「奮発したね。ま、実家暮らしだしね」と言うと、武四郎は「いちゃいけなかったのかよ」と返します。「嬉しかったよ。幸せだね。武四郎が小さかったら一人にしたくないって思ったかもね。でももう大人だからね。」という南に「俺のためでも治療できない?なんでできないか教えてくれる?」と言うと、「あんたのお父さんはものすごく優しい人で、あんたにちょっと似てるかな。なんとかこの人の子はこの世にのこさなきゃって思って、けっこう不妊治療したんだけどうまくいかなくて、私みたいのが結婚したばかりに、て謝ったら、僕の好きな人のことそんな風に言わないで、って怒られたの。それから不妊治療やめたらぽんてあんたが生まれたの。嬉しかった。大好きな人と子供を育てていくんだって。それから、お父さんが急に職場で倒れたの。まさか肺癌とは思わなかった。苦しかったのに、なんにもしてあげられなくて・・家買ったばかりだし、あんた家買ったばかりだし・・どうしようって自分のことばかり。抗がん剤治療がすごく辛そうで、あんな優しい人が人が変わったみたいになって・・若かったから、死ぬのも怖かったと思う。」と治療を拒む理由を涙ながらに伝えます。武四郎も感情を抑えつつ「昔ほど副作用は強くないから」と言いますが、「母ちゃんの病気はもっと悪いでしょ。病院で先生に聞いて、いろいろわかってるよ。母ちゃんだってしにたくない。あの家で武四郎のことを頭に焼き付けながら逝きたい。いつもどおりに。自分の死に方は自分で決めたい」と伝えます。武四郎は「わかった」と了承します。「武四郎、愛してるよ」「俺もだよ、母ちゃん」と二人は泣きながら食事を始めます。
・そして南は札幌へ戻り一週間も経たずに南は亡くなりました。お葬式には、桃子ら幼馴染も参列し、植野もきました。気も紛れるので、明日から仕事へ行かせてください、と植野に伝えます。実家では武四郎と桃子、悠太、舞の四人で食事をします。武四郎は南が桃子に用意していた出産祝いを渡します。桃子はごめん、と謝ります。毅郎は、わかってる母ちゃんに口止めされたんだよなと返します。
・武四郎はPICUへ出勤します。発熱の喘息発作で倒れた女の子妃來ちゃんが搬送されてきます。呼吸が止まり、危険な状態です。目を覚まし、「お家の前で倒れてた。これからお父さんが来るよ」と言うと、妃來ちゃんは取り乱します。虐待の形跡はなく、実際に父親が来ると、妃來ちゃんは「大丈夫。お父さんが来たら帰りたい」と言います。
・植野は父親にと話をします。シングルファザーでもあり虐待を疑われていると感じた父親は憤ります。植野は妃來ちゃんの発作はずっと苦しかったわけじゃないが、24時間続いていたことを伝え、ちゃんと妃來ちゃんの顔を見ていたか尋ねます。
・夜、妃來ちゃんは自分でマスクをはずしてしまい、発作が起きます。妃來ちゃんが目覚めて、武四郎が声をかけます。「もしかして、お父さんに迷惑をかけたくなかった?パパは迷惑だなんて思わないよ」と言うと、「パパはお仕事もあるのに家の事全部やってくれる、髪の毛結んでくれる、大きいおかずもくれる」と誇らしげです。「もう発作が起きたら我慢しちゃダメだよ。知らないところで苦しんでたらお父さんは辛いよね。妃來ちゃんがパパのこと大好きならちゃんと言ってあげてね。」と言うと、「わかった」と妃來ちゃん納得。そして父親もより妃來ちゃんに寄り添うようになったようです。
・優里ちゃんが函館の病院へうつった圭吾くんのお見舞いにやってきます。しかし、もう圭吾くんはしゃべれない状態でした。ショックを受けた優里は、丘珠病院まで行き、武四郎に「先生の嘘つき。圭吾死んじゃうんでしょ。なぜ見捨てちゃったの?お医者さんなら直してよ」と泣きます。武四郎は「ごめんね。ごめんなさい」と頭を深く下げます。
・武四郎は「医者ってなんなんでしょうね。わからなくなりました。圭吾くん函館に返してよかったんですかね」と植野にこぼしますが・・、あれ以上できることはなかったと思うよ、と伝えます。
・植野は丘珠病院のPICUから退くことをドクタージェット常駐の条件にあげられており、迷います。そんな中、デスクへ戻ると、武四郎からの退職届が置かれていました。
感想
母親が亡くなってしまいました。
とてもショックでしたが、お別れの心づもりはできてたのかな?と思いました。
そして圭吾くんは話もできない状態に・・
武四郎は心労が重なりましたね。
次週はどうなるのでしょうか!
まとめ
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