毎話、涙なしには見れない「PICU小児集中治療室」
子供の病気という重いテーマですが、でも命や医療の現実を考えさせられます。
第6話のネタバレあらすじ
・家で弁当作りをしている武四郎。冷蔵庫にあった惣菜をみて、母みなみに「食べてって言ったじゃん」と言うも、「持って行って」と言われます。
・ドクタージェットには年間4億円かかる、まだ周囲の賛同を得ることは難しいようです。
・家族が心臓移植を希望してPICUに来た圭吾くん、5日ぶりに目を覚まします。圭吾くん自身は心臓移植を望んでいません。カンファレンスでは武四郎が治療について説明、綿貫も他の医師も納得してくれます。
・圭吾くんに武四郎や綿貫が挨拶するもゲームをしていて無視・・「どうせ死ぬんだからほっといて」と反抗的です。家族は希望しているが、圭吾くんが嫌がるので心臓移植の待機登録ができておらず、母親も困っています。医師たちに心臓移植の説得を頼みます。
・退院した悠太は武四郎の実家にしばらくいることになります。桃子、舞も来て、母親と5人で食卓を囲みます。桃子はみなみの体調の悪さに気づいている様子です。武四郎は夜、悠太に母親の様子を見てくれるように頼みます。
・PICUでは圭吾の様態が急変します・・目を覚ました時に、武四郎が声をかけると、「なんで助けたんだ!死んだほうがマシだ」と暴れます。暴れた弾みで武四郎は顔に傷を負います。
・病院には圭吾の同級生で幼馴染の優里ちゃんが会いにきますが、つめたく突き放す圭吾。武四郎は優里に手紙を書く事を勧めます。そして、母親から優里が持ってきてくれた修学旅行のおみやげや友達からの色紙を渡されるも、圭吾は「もう放っておいて」と破いてはねのけます。母親は泣き、窓の向こうからは優里がその様子を見ていました。
・夜にベッドで涙する圭吾。武四郎は「先生もけっこうお母さんにはキツくあたっちゃうんだよね」と話しかけます。「先生には俺の気持ちわからないよ」と圭吾が言うと、「わからないよ、だから教えて欲しい」と優しく言います。圭吾くんの気持ちが知りたい、本心がしりたいと伝えます。すると、圭吾は「怖い・・体がだるい。みんなが楽しそうなのがツライ。俺だけ置いてかれるみたいでやだ。死んだほうがいい。心臓移植するくらいなら死んだほうがいい、こどもが死ぬのを待つのが嫌だ。僕より大変な子がいて、その子からもらうんでしょう。はやく子供が死んでくださいってお願いするみたいで嫌だもん」と本音を吐き出します。
・家では、武四郎は食欲のない母親を心配します。悠太は武四郎にみなみはヘルニアだと言っていたと伝えます。
・PICUでは圭吾の様態が急変。圭吾は危険な状態で、薬で眠らせておくのがいいと植野は両親に伝えます。母親はそのまま逝ってしまったら、人生に失望したままだ、と泣きます。
・優里がまた病院に来てくれます。「圭吾の状態そんなに悪いの?意地悪な人とか悪い人いっぱいいるのに、圭吾が治らないなんておかしい。圭吾は普通の生活がしたいんだって・・それくらいいじゃんね・・ひどいよ」と涙します。
・武四郎は圭吾のために外へ連れ出したい提案を医師たちにしますが・・リスクがあると反対されます。しかし、武四郎は圭吾に諦めて欲しくないと伝え、植野が検討しましょう、と言ってくれます。
・そして、圭吾は車椅子に乗せられ・・悠太と舞と武四郎はバスに乗せます。「修学旅行に行こう」と声をかけます。中には、母親も待っていました。そしてガイドをするはずのみなみは来ずに・・桃子が来てくれました。桃子の目は赤いように見えます「みなみちゃん腰が痛いんだって」と説明します。
・修学旅行では「東京」でした。札幌ドームを「東京ドーム」、円山動物園を「上野動物園」と紹介・・しらけた様子の圭吾ですが・・外で楽しそうに過ごす同世代の友達を見て思いを巡らせます。札幌のテレビ塔で母親が「お父さんと初めて手をつないだ場所」と言うと、圭吾は優里と手を繋いだことを思い出します。バスの中でお弁当を出されると、食べます。学校の給食を思い出しました。最後の場所には学校の友達が待っていました。「久しぶり~」「笑って」「早く遊ぼう」「いつも一緒だからな」などのたくさんの声に涙します。そして、「おう!」と返事をします。
・時間が経ちバスが走り出すと、優里が走ってきます。「中学になったら一緒に部活に入ろう!大学になったら一緒に東京に旅行に行こう!約束だよ」と言うと、圭吾は「優里大好き」優里も「私も!大好き」と大きく手を振りあいます。
・病院へ戻ると、圭吾は「俺、心臓移植したい。心臓をくれた子の分までいきたい。ゲーセンや釣りにも行って、優里と同じ大学いって、結婚して。先生みたいなカッコイイ大人になる」と言います。
・武四郎は桃子へお礼を言います。「母ちゃん何考えてるんだろうな」とつぶやく武四郎に・・桃子は戸惑います。「修学旅行」へ行く前、みなみは腰の激痛で倒れていました・・桃子が救急車を呼ぼうとすると「武四郎に言わないで」と口止めされてしまいます。
・家に帰ると何事もなかったかのように振舞うみなみ。武四郎は、みなみに体調についてたずねたところで終わります。
母親みなみの病気は?
具合が悪くなったり、武四郎がせっかく作ってくれたお弁当を食べれずに捨てていたり・・
心配な描写はありましたが、
5話の終わりで武四郎の部屋で医学書を手に取り「すい臓がん」のページを開いていました。
みなみ自身も自分の病名はわかっているということでしょうか・・なぜ武四郎に隠しているのか。
悠太が自殺した時にみなみは「悠太の命は悠太のもの」と武四郎を諭していました・・
みなみがどう病気に向き合っていくのか注目してみたいと思います。
まとめ
PICU小児集中治療室についてはこちらでも記事にしています
PICU小児集中治療室のあらすじとキャストまとめ!原作(脚本)とロケ地も調査
PICU小児集中治療室の第一話~最終回までの全話のネタバレあらすじ
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